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ジークンドー愛知教室

In Self-defense JKD Aichi group

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護身術としてのジークンドー

【護身術とは?】

ジークンドーにおける護身術の特徴を挙げるとすれば、”動き出すタイミング”です。

一般的な護身術といえば「相手に手を掴まれたら」とか「相手が殴りかかってきたら」など相手に何かをされた場合の対処法として紹介される事が多いですね。しかし、より確実に身を守るという観点から見れば、これらは既に後手にまわってしまっているという最悪の状況に近いのです。勿論こういった状況から脱出する為の”返し技”というものはあります。

例えば同じように胸倉を掴まれる場合でも、道場などで稽古相手に掴まれるのと、害意を持った暴漢に掴まれるのでは全く違うのです。相当の技術力、精神力を以ても成功率は決して高くはないといわれます。そこで”攻撃は最大の防御なり”となります。○○されたら…ではなく、○○される前に…というように「先の先」を取ってその場を切り抜ける事を第一目的と考えています。極端な事をいえば、これはやばい!と判断した場合、先手を打って叩きのめすというのも有りなのです。基本的には、相手が動いた瞬間にやってしまうという考えかたです。

ブルース・リーがジークンドーを創始したのは米国に行ってからです。米国に住んでいた頃、ブルースは、寝る時に枕の下に拳銃を入れて寝ていたといいます。ブルースは、アメリカという銃社会に身を置いて”実戦”を考えた末に得た実感からくるものなのだろうと思われます。

護身、或いは実戦を考える時に最も重要なのは、現実的な思考を持つことであり、身を護り安全を確保するということは、つまるところ如何に早い段階で危険を回避するかということになり、相手との距離を確保して時間をかせぐ(逃げるための)ということになります。

【Primary target】ジークンドーにおける主要なターゲットは、眼.  膝. 金的です。

眼は、ビルジーという技を使い攻撃します。練習では、相手が危害を加えようとした瞬間に指で相手の眼を打ちます。この攻撃には、様々な要素が含まれています。眼を打つといっても相手の眼を潰すわけではなく、皆さんも経験があると思いますが眼は非常にデリケートで小さなゴミが入っただけでも痛く見えにくくなってしまいます。攻撃をしてきた相手の眼を少しだけ傷つけ(眼の回り等)、戦闘能力を奪いこれ以上事をエスカレートさせないように戦いを終息させます。人間は、情報の8割を眼から得ています。相手の情況(情報)がわからなければ戦えません。

【膝をターゲットにする】敵が貴方に近ずいて来るとき一番最初にちかずくのが膝です。ちかずく相手の膝を蹴り相手と距離を取って対処を試みるか、戦略を練ります。靴を履いた足で膝やその周辺を蹴られるとかなり痛く一時的に動けなくなります。

【金的を狙う】この場所は、性別に限らず人間の急所です。大人の金的でも小学3年生ぐらいになれば楽に蹴ることができます。大人に掴みかかられた時に子供が股間を蹴って逃げるというシーンは映画やTV等でも見られます。大人に抱きかかえられてしまった時、子供でも眼をつくことができます。金的を蹴られれば一時的に動けなくなるでしょう。

これらの事は、知っているだけでは意味がありません。これらのことが咄嗟にできるためには日々これを練習する必要があります。

練習では、アイガードを装着し眼に攻撃をします。眼を攻撃した後に股間近くにセットしたミットを蹴り金的への攻撃練習をします。或いは、向かってくる人(膝プロテクター装着)の膝を蹴り進行を一時遮断し眼を攻撃してから金的ミットを蹴る練習をします。

*この動画から、実際の動きがイメージできると思いますご覧ください。(master Tommy Carruthers IFO)https://youtu.be/85MxMQHzLpQ

*この動画は、master OCTAVIO QUINTEROがLead Striking(前·手脚攻撃)の重要性を解説しています。https://youtu.be/mRJMznp2w7I

*ブルース・リーが、自らのメソッドの為にフェンシングを研究していたのは事実です。https://youtu.be/wztHQGowYaw

☆1967年 米国ロングビーチ空手道選手権大会でのブルース・リーによるジークンドーのデモンストレーションです。スパーリングでは、ほとんど前手脚しか使っていません。https://youtu.be/o95CZXhJf1s


*インストラクター草彅 豊

武道·武術歴33年.ジークンドー歴22年.詠春拳歴9年